01金型設計
金型の自社開発
自社内に金型の設計・製作を行う部門があり、すべての金型を自社開発しています。
豊富な知識・経験を持った技術陣が、お客様のニーズに合わせて、スピーディにご要望にお応えいたします。
金型の製作
金型製作部門には下記の設備を備えています。
金型構造
金型の構造により製品の寸法精度、メンテナンスの容易さなどが大きく変わります。
樹脂種別の引き落とし率(注)を適切に設計することで最適な成形スピードが得られます。
(注)引き落とし率:製品の大きさと金型から出てくる樹脂の大きさの違い(比率)
キャリブレーション(冷却型)技術
押出成形にとって冷却型は、製品の形状を整え、樹脂を固める“命”の部分です。
キャリブレーションの技術により、成形スピードや安定性が向上します。
02押出成形
異形押出成形とは
押出成形機にて、熱可塑性樹脂を溶融し、異形金型、キャリブレーション(冷却型)にて形状を整え、
引取機にて連続的にプラスチック製品を成形する方法です。
樹脂別の特性
樹脂の種類により、融点、流動性(粘度)、吸水性、結晶性、弾性などが異なるため、これらにより
押出成形機のスクリュー構造(形状や圧縮比)や成形温度を選択します。
2色・3色成形
相溶する樹脂なら異なる種類でも成形可能です。(金型内部で異品種の樹脂を繋げる方法)
03その他の製造技術
シート成形
W1350 t=0.5~4.0 PP,PE,ABS,TPE(2色3層まで可)
W1000 t=0.3~5.0 PP,PE,TPE(2色3層まで可)
W 900 t=0.6~0.9 PVC
W 500 t=0.5~3.0 PP,PE,PS,PVC
射出成形(インジェクション)
押出成形した製品に組込むためのパーツ類を成形し、セット納品することが可能です。
インフレーション成形
折径42~180㎜のPE袋の製造が可能です。
コンパウンドライン(原料製造)
PVCのコンパウンドラインでは、レジンの重合度に応じた設計、安定剤や強化剤など
用途に応じた配合が可能です。
042次加工
定寸カット
製品の断面形状によってはラインカット(押出工程での切断)では綺麗に切れない場合や 長さ寸法公差が厳しい場合などは2次加工として定寸カットを行います。 カットに際しては、熱膨張係数を考慮した寸法設定が可能です。
プレス加工
金型製作を含めた穴あけ、切欠きなどのプレス加工が可能です。
溶着加工
熱や溶剤、あるいは超音波で母材(樹脂)を溶かし、溶着させます。 エッジモールのVカット溶着やエンドレス溶着、照明カバーの端板溶着などが可能です。
05検査機器
断面形状測定機
複雑な製品の断面形状の細部にわたる寸法測定が高精度で行えます。
引張試験機
種々材料の引張強度が測定できます。